ダサい“張り紙”は認識されない!

社会人をしていると張り紙を使う機会も多くなります。例えば、節電を促す張り紙や無駄なコピーをしないように注意するような張り紙などは、設置されている会社も多いのではないでしょうか。また社内向けでなくとも、注意喚起するような張り紙は街中にも溢れています。しかし、張り紙がダサいと認識されることはありません。デザインの基本を覚えてしっかりと認識される張り紙を作りましょう!

1:メインコンテンツは1/3に配置!

もっとも伝えたい情報は、全体を9分割し、その交点に配置するのがスッキリします。上記ポスターのメインは日時などの開催情報ですが、右下の1/3エリアに配置されており、わかりやすいです。ポスターだけでなく、張り紙にも活用できる基本テクニックです。

2:バラバラはダサい!“端”を揃える!

文章や写真などは基本的に“端”を揃えた方が見栄えが良くなります。あえて、中央揃えにしていることもありますが、左揃えにする方が見やすいです。上記画像の張り紙も本来は左揃えの方が好ましいでしょう。

3:人の視線を知れ!斜めにメインを!

文章の短い張り紙だと意識する機会は少ないかも知れませんが、視線の動きを知ることも重要です。上記図のように人の目線は左上から右下に流れていくので、伝えたいことをそのエリアにまとめておくように意識します。

4:言いたいことは“強調“せよ!

張り紙やポスターを作るなら、注意喚起したい「メッセージ」があります。特に伝えたい部分については“色を変えたり“、”フォントサイズを変えたり“して強調することが大切です。ちなみに、上記画像であれば、「お客様」よりも「汚されても気になさらず」を強調した方が認識されやすくなります。

5:「カラフル=おしゃれ」ではない!

張り紙を作る際に多くの色を活用しているケースがありますが、見づらくなっているケースが多いです。色分けの意味が分かりやすいのであれば良いですが、上記のように1行毎に色を変えていると稚拙な雰囲気が出て、読まれなくなります。

6:インパクト重視なら左右非対称もOK!

情報の検索性を優勢するなら上記のように左右対称のデザインが好ましいですが、張り紙やポスターの場合は強調したいメッセージがあると思いますので、あえて非対称にするのもありです。

7:情報量を多く載せない!

張り紙やポスターに多くの情報(メッセージ)を載せようとするとごちゃごちゃとして、わかりづらくなっていまします。例えば上記のポスターだと、「感謝祭がある」ということだけを伝えた方が、多くの人に認識される可能性が高まります。

8:不自然さを活用!

こちらは張り紙というよりはポスターに活用されるケースが多いテクニックです。あえて不自然な箇所を作ることで、興味が持たれやすくなります。

9:大きさを調節して“インパクト”を

“強調“で触れた点とも近いですが、注目して欲しいポイントは大きくするのが良いです。上記画像だと、男性が他よりも強調されていて、近くのテキストも結果的に読まれやすくなっています。

10:写真を効果的に活用!

写真を活用するのも基本の一つです。美しい写真で人の目を引きつけて、メッセージを伝えます。可能なら写真はメッセージと関係のあるものの方が良いです。

11:手書きフォントで差別化!

手書きのポスターや張り紙も少なくなりました。そこで、あえて手書き風のフォントを使用することで、人の目を引きつけることが可能となります。

12:テキストよりも、ビジュアルの方が記憶に残る

テキストよりも上記のようなグラフやインフォグラフィックの方が記憶に残りやすいです。テキストの量は最小限に押さえ、ビジュアライズに力を入れると張り紙、ポスターの視認性は高まります。

13:ビジュアル+テキストがポイント!

先述したようにビジュアルは重要です。注意して欲しいことが複数ある場合、各項目に対して、連想できるようなイラストを付け加えるだけで、分かりやすさが高まります。

14:人も張り紙も第一印象が決め手!

第一印象は重要です。社内の掲示板にしても、“ダサい”デザインで情報を伝えられると、一気に見る人が少なくなり、情報を更新しても気が付かれません。

15:未来のイケている姿を見せる

ポスターや張り紙にかかれている内容を実践することで、“イケている“自分になれるというようなイメージを持たせることも大切です。そうすることで、積極的に実施してくれる人が増えます。

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